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イタリア語レッスンを検討されている方へ④ 日本人講師が作文添削ってどうなの。

いつもコラムを読んでいただき、ありがとうございます!イタリア語講師のNoritaliaです。

レッスンを検討されている方向けのコラム。今回は「作文添削・ライティング」です。

 

 

まず質問に答えてみよう!

ネイティブのような自然な表現を学びたい!では次の質問に答えてみてください。

  1. 自分が書こうとしている名詞につける冠詞。定冠詞・不定冠詞・部分定冠詞・あるいは何もなし、のどーれだ?
  2. 自分が書こうとしている動詞。自動詞か他動詞か?他動詞なら、目的語・目的節をしっかり書ける!
  3. 代名詞(lo, la, li, le, ne, ciなどなど)の適切な使い方!
  4. 複合時制になった時、③の代名詞を適切に使える!
  5. 時制の使い分け。かんた〜ん!

これらはほんの一例。例えば他動詞では目的語が要らない場合がありますが、それらを知っているかどうか、と言うこと。

①から⑤にかけて文法レベルが上がっていきます〜!

 

「自信がない」と言う方は、日本語とイタリア語の違いがしっかり説明できる日本人・ネイティブ講師に見てもらった方が良いでしょう。

 

私が添削を受ける理由の一つに、1級受験の方でも上の①さえ間違えておられるケースがあり、日本語でそれをしっかり説明すると次からそのミスはなくなるからです。

 

 

Noritaliaは日本人講師だ。大丈夫?

大丈夫(笑)。みなさんリクエストしてくださいね〜。

ではコラムが終わってしまうので、何か書きたいと思います!

 

去年のイタリア語検定秋季では、作文満点合格や、点数が大幅に上がった、という声が寄せられていますので、大きな成果を上げている人気レッスンでもあります。

 

私の添削方法は、いたってシンプル。上に書いたような文法を直してます。

イタリア語検定では、文法間違いは許されません。減点対象になるからです。

 

「ちょっとくらいいいよね」は命取り!なんてったって書き言葉なのですから、バッチリ残ってしまうのです。

 

では。文法が完璧にしっかり頭に入っている人なら、表現の幅はさておき、誰だって作文添削ができる、ということになりますよね。

それをネイティブに、と丸投げするのは、ちょっと危険ですね。

 

アウトプットはネイティブに、と言う意見がありますが、ネイティブにも様々な人がいます。

 

読む・聞く・書く・話す。4つのスキルにおいて、特に日本語を知らないネイティブに習うのは、文法にある程度の自信をつけてからが良いと思いますよ〜!

 

私の意見としては、書き言葉は「文法の間違いをしない」ことがスタート地点における第一番目の目標であり、そのために正しいアドヴァイスをしてくれるのであれば、ネイティブ・日本人、どちらでも良いと思います。

 

 

文法が間違ってるのに、ネイティブのような表現・語彙を使った文章。

こう言う方、たまにおられます(汗)。一番添削しにくいパターン・・・。

 

その部分だけがネイティブのような表現なので、すぐに分かるのですが、残念ながら検定作文で、

「お!この表現ネイティブっぽい!5点加算よ〜っ♪」

とはならないんですよね。残念ながら・・・。

 

ですので、まずは文法の間違いをいかに減らすか、を考えた方がいいです♪

 

その後、ネイティブの自然な表現はいくらでも吸収すればいいですし。なんせ語学は続けることが大事です。

 

イタリア語の難解な文章も、ていねいに解きほぐしていけば、整理整頓されているのが分かります。

キレイだなーウットリ。あぁ。イタリア語大好き♪と思う瞬間。

 

その一つ一つのパーツを整えることをまず目指し、全体をキレイに整えるのが私の役目なのです。

 

ここまでお読みくださりありがとうございました (^_^)

NORIITALIA

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