みなさん、こんにちは!イタリア語講師のNoritaliaです。
さて、今日のテーマは「日本語能力試験JLPTとヨーロッパ言語共通参照枠CEFRについて」です!
どうぞお付き合いください!
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日本語能力試験JLPTが試験結果を国際的な枠組みであるCEFRに当てはめる動き
「CEFR」とは、Common European Framework of Reference for Languages のこと。
日本語では、ヨーロッパ言語共通参照枠と言います(^_^)。
今年の7月末に、日本語能力試験JLPTが以下のように発表しました。
2025年度の日本語能力試験の成績書類より、国際的な枠組みCEFRレベルの参考表示を始めるということです(^-^*)/
関連サイト
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日本語能力試験の結果にヨーロッパ言語 共通参照枠(CEFR)レベルの参考表示を追加します
実施は2025年から。
でも今年の2023年から日本語教育専門家による日本語能力試験の試験問題のCEFRレベルを判定する作業が始まっているようですよ (^_^)!
こちらもオススメ
実用イタリア語検定も、CEFRレベルに置き換えて参考表示してほしい〜
ヨーロッパでは、CEFRを基準に外国語のレベルを判断します。
語学の仕事に就きたい?CEFRはどこまで持ってるの?
こういう感じが当たり前。
ヨーロッパにはたくさんの言語がありますので、全てC1やC2を取っておく事が必須ではありません。
英語はC1、スペイン語はA2、フランス語はB1など、色々な資格を履歴書に書いておけば、語学を色々勉強しています、という証明になります(^-^*)/。
ヨーロッパ人はアピール上手ですから、何かの語学をかじって(かじっただけで何とか形になるヨーロッパ人(^_^;))、ドイツ語A1なんて書いちゃいます。
ヨーロッパで語学関連の仕事に就きたい場合は、必須の資格になります。
個人的にもイタリアで仕事をするにあたり、この最上級C2を取ったことは大きかったです(^-^*)/。
ただ、実用イタリア語検定は・・・。
履歴書には書きましたが、存在感薄っ( ̄∇ ̄;)!
・・・という感じでした。
せめて合格証にCEFR基準でどのくらい、と書かれてあれば、イタリア人も「へぇー」となったと思います。
日本語能力試験がCEFRに対応する動きを見せたことで、それ以外の語学試験も追従するといいな(^_−)−☆。
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話は飛びますが、去年私がイタリアで日本語を教えた時(授業はもちろんイタリア語で)。
最後の成績書にこのCEFR判定を生徒全員に与えました。
生徒たちに取っては履歴書にA1と書くのか、A2と書くのか、大きな差がでますので、本当に責任感を感じました(>_<)。
ヨーロッパでは語学を学ぶ=最後に判定をもらう=履歴書に書く。
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これですから。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
NORITALIA