みなさん、こんにちは!イタリア語講師のNoritaliaです。
今日の話題は、「日本人にとっての発音、イタリア人にとっての発語」です!
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日本人にとっての「イタリア語の発音」
イタリア語学習者が「発音」と言われて思い出すことと言えば(・∀・;)?
文法本の一番最初にある数ページ♪
あのページに何回のレッスンを費やしました(^_^)?
1回、多くても・・・2回くらいかな(^_^;)?
しかしイタリア語の子音・母音の発音は奥が深くて、2回のレッスンでは足らないくらいです。
あの数ページを読んで練習しても、発音はマスターできません〜(^_^;)。
なぜかな??理由を以下に書きますよ〜。
こちらもオススメ
子音はここ、母音はここ、歯と舌の位置はここ、力の入れ方はこう?
日本人が「S」や「T」などイタリア語の発音を学んだり、音読するとき。
発音ポジションは一種類しかない、というような学び方は危険ですよ〜(^_−)−☆。
ロボットのような発音になっちゃいます(・∀・;)。
それこそAIに話させればいいじゃないですか(・∀・;)。
英語と同様、イタリア語だって発話スピードが上がれば、自分がこれだ、と信じていた「発音ポイント」が動く可能性は十分あるんです〜!
「発語」ありきの「発音」であり、「発音」ありきの「発語」ではない
私のYoutubeチャンネルでは、ネイティブの友人や家族と一緒に作った動画を何本か出しました。
そこで、こんな感想を個人的にいただきました。
「力が抜けているイタリア語の発音が心地よい」
「え、イタリア人って普段はこんな話し方なんですか」
「声、結構くぐもっていて、張り上げないんですね」
何かをしっかり伝えたい時、彼らは「子音」を使いますが、私の動画ではしっかり伝えようとしていないので、それなりの話し方です。
では何かをしっかり伝えなければいけない時、私たち日本人はどうしますか?
声を張り上げたり、大きく話したりしますね。
「きぃーこぉーえぇーまぁーすぅーかぁー(`-´)?」
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こんな感じ。
日本人に、子音だけを取り出して強く発音する意識ってないですよね。
だから、日本人が力を入れるのは、「母音」なんです。
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言葉下手ですが私が言いたいこと、伝えられたかなぁ。
言葉ってもっともっと複雑で、人の心にぴったり寄り添っているはずなのです。
「気持ちを伝えたい度」によって色々な発音の濃淡があるはずなのです。
頭で考える「発音」ではなく発話を大事にしてほしい。
正しい発音は、適切なスピードの正しい発話から生まれるんです〜!
先日も、生徒さん自身が「あ!」と自分の進歩に気づかれた瞬間がありました。
こうして、私が教えるのではなく、生徒さん自身が発見していくのです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
NORITALIA