発音・アウトプット

日本人にとっての発音、イタリア人にとっての発語

みなさん、こんにちは!イタリア語講師のNoritaliaです。

今日の話題は、「日本人にとっての発音、イタリア人にとっての発語」です!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「組み合わせて唱えるイタリア語」Youtubeにて好評配信中!

カフェトークイタリア語講師、 NoritaliaのYoutubeチャンネル!

 

 

日本人にとっての「イタリア語の発音」

イタリア語学習者が「発音」と言われて思い出すことと言えば(・∀・;)?

文法本の一番最初にある数ページ♪

 

あのページに何回のレッスンを費やしました(^_^)?

1回、多くても・・・2回くらいかな(^_^;)?

 

しかしイタリア語の子音・母音の発音は奥が深くて、2回のレッスンでは足らないくらいです。

あの数ページを読んで練習しても、発音はマスターできません〜(^_^;)

 

なぜかな??理由を以下に書きますよ〜。

 

こちらもオススメ

イタリア語文法 各種検定試験

2024/5/20

❷ CILS作文の配点からみる、イタリア語の勉強で大事な5つのこと

  みなさん、こんにちは!イタリア語講師のNoritaliaです。   さて、今日のテーマは 「❷ CILS作文の配点からみる、イタリア語の勉強で大事な5つのこと」 です!     イタリア発のイタリア語検定試験CILS。作文課題の点数配分に注目しよう 作文課題は全部で2つ。   課題1は描写や説明、意見を述べたりする「一人語り」課題。 課題2は、手紙や予約、クレームなど、「誰かに向かって書く」課題です。   合計20点満点。11点以上で合格とな ...

ReadMore

イタリア語文法 各種検定試験

2024/5/19

❶ CILS作文の配点からみる、イタリア語の勉強で大事な5つのこと

  みなさん、こんにちは!イタリア語講師のNoritaliaです。 さて、今日のテーマは 「CILS作文の配点からみる、イタリア語の勉強で大事な5つのこと」 です!       CILSってなあに? イタリアのシエナ外国人大学が毎年行う、イタリア政府外務省が認定するイタリア語能力試験になります。   A1とA2は観光などで役立つイタリア語。 B1とB2は大学や専門学校の勉強に役立つイタリア語。 C1とC2は仕事をするのに役立つイタリア語。   大 ...

ReadMore

イタリア生活

2024/5/7

第3回イタリア語シンポジウムに出演します♪

  みなさん、こんにちは!イタリア語講師のNoritaliaです。   さて、来たる5月16日(木)、日本時間の19時よりカフェトークにてイタリア語シンポジウムが開催されます。   私はこちらのシンポジウム内で「サンマリノ共和国」をご紹介させていただきます。   その他、同じくイタリア在住のお二人の講師も参加されますよ!   視聴は無料です(カフェトークへの新規登録が必要になります)。 特設ページをごらんくださいませ〜。   ・・・・・・・・・・ ...

ReadMore

イタリア語文法

2024/5/4

❺ 形容詞とそっくり?代名詞 【GW企画!単語を増やすグループ分け】

  みなさん、こんにちは!イタリア語講師のNoritaliaです。   さて、ゴールデンウィーク企画 「勝手に一人で毎日投稿!チャレンジ」 !   今日のテーマは ❺ 形容詞とそっくり?代名詞 【GW企画!単語を増やすグループ分け】 です!   どうぞお付き合いください!     数が限られている代名詞。イタリア語検定試験CILSの対策(特にB2レベル以上)に! 代名詞も、数が限られてるし、ちょっと頑張って覚えてしまうのがオススメです! &nbs ...

ReadMore

イタリア語文法

2024/5/4

❹ CILSの形容詞対策に貢献? 【GW企画!単語を増やすグループ分け】

  みなさん、こんにちは!イタリア語講師のNoritaliaです。   さて、ゴールデンウィーク企画 「勝手に一人で毎日投稿!チャレンジ」 !   今日のテーマは❹ CILSの形容詞対策に貢献? 【GW企画!単語を増やすグループ分け】 です!   どうぞお付き合いください!     形容詞に・・・愛はあるんか? 昨日は、便利やけど単語間違いには気をつけようね!という派生語でした。   今日はこれから120キロでカーブ曲がりますよo(^- ...

ReadMore

 

子音はここ、母音はここ、歯と舌の位置はここ、力の入れ方はこう?

日本人が「S」「T」などイタリア語の発音を学んだり、音読するとき。

 

発音ポジションは一種類しかない、というような学び方は危険ですよ〜(^_−)−☆。

 

ロボットのような発音になっちゃいます(・∀・;)。

それこそAIに話させればいいじゃないですか(・∀・;)。

 

英語と同様、イタリア語だって発話スピードが上がれば自分がこれだ、と信じていた「発音ポイント」が動く可能性は十分あるんです〜!

 

 

「発語」ありきの「発音」であり、「発音」ありきの「発語」ではない

私のYoutubeチャンネルでは、ネイティブの友人や家族と一緒に作った動画を何本か出しました。

 

そこで、こんな感想を個人的にいただきました。

 

「力が抜けているイタリア語の発音が心地よい」

「え、イタリア人って普段はこんな話し方なんですか」

「声、結構くぐもっていて、張り上げないんですね」

 

何かをしっかり伝えたい時、彼らは「子音」を使いますが、私の動画ではしっかり伝えようとしていないので、それなりの話し方です。

 

では何かをしっかり伝えなければいけない時、私たち日本人はどうしますか?

声を張り上げたり、大きく話したりしますね。

 

「きぃーこぉーえぇーまぁーすぅーかぁー(`-´)?」

こんな感じ。

 

日本人に、子音だけを取り出して強く発音する意識ってないですよね。

だから、日本人が力を入れるのは、「母音」なんです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

言葉下手ですが私が言いたいこと、伝えられたかなぁ。

 

言葉ってもっともっと複雑で、人の心にぴったり寄り添っているはずなのです。

「気持ちを伝えたい度」によって色々な発音の濃淡があるはずなのです。

 

頭で考える「発音」ではなく発話を大事にしてほしい。

正しい発音は、適切なスピードの正しい発話から生まれるんです〜!

 

先日も、生徒さん自身が「あ!」と自分の進歩に気づかれた瞬間がありました。

こうして、私が教えるのではなく、生徒さん自身が発見していくのです。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

NORITALIA

 

-発音・アウトプット