イタリア語文法

【読む・書く・聞く・話す】③-2 イタリア語が聞き取れない?理由は2つ。

みなさん、こんにちは。イタリア語・日本語講師のNoritaliaです。

 

「読む・書く・聞く・話す」の「聞く」。

 

つまりリスニングですが、レッスンでお聞きしていると、苦手な方が多いようです。

本当にとてもよく分かります・・・。

 

なぜなら、私はイタリア留学から一時帰国した時に一番早く衰えたのが「リスニング力」だったのですから。

 

 

リスニングトレーニングは継続しないと衰える

以前のコラムで書いたように、

 

・「読む」は、字を見る→イタリア語を認識→意味を理解する
・「聞く」は、音を聞く→リスニング→イタリア語を認識→意味を理解する

 

文字を見ずに耳だけで理解する「リスニング」は、理解する工程が1つ多いので、イタリア語を認識する前の「音を聞く」と「リスニング」のどちらに原因があるかを知る必要があります。

 

 

音を聞く「リスニング」

イタリア語の音を認識するためには、シャドーイングと音読がオススメです。自分の発音をイタリア語の発音に近づけると、その音が徐々に認識できるようになります。

 

基本である「読む」と「書く」トレーニングを続けながら、耳を鍛えることによって次のステップである「リスニング」に進むことができると思います♪

 

この段階では、ラジオやテレビの聞き流しも有効だと思います。聞いたり、自分で話したり、とイタリア語の音に慣れていってください。

 

 

単語を認識して理解する「リスニング」

さて。聞こえてきた音を「イタリア語の文章」として理解するには、それまでの文法力の積み重ねと語彙力が必要です。

イタリア語は早いので、スピードに慣れることは一番重要ですね。

 

ここでもシャドーイングをしながら、そのスピードで音読できるようにコツコツ努力していきましょう。

 

 

レベルにあった教材を選ぼう

ただ、自分の知らない単語ばかりの文章では、リスニングやシャドーイングのトレーニングも効果が薄くなってしまいます。

 

スクリプトを読んでみて、文章の半分くらいは単語が分かるものを選びましょう。

 

リスニングトレーニングの最初の段階では、「知らない単語を聞き取ろう」とするのではなく、「自分の知っている単語を聞き取っていく」トレーニングを積み重ねる必要があるのです。

 

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リスニング力はなかなか目に見えてグッと伸びるものではありません。

でも、何もしなければどんどん「イタリア語を聞く耳」の力は落ちていきます。

 

私もそうでしたし、本当に厄介ですね(^_^;)

私のレッスンでは、あなたの耳を育てるレッスンをおこなっています。

 

「どこから始めたらいいのか分からない」と言う方は、どうぞカウンセリングでご相談くださいね。

 

ここまでお読みくださりありがとうございました (^_^)

NORIITALIA

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