発音・アウトプット

リスニングでは長い文章、アウトプットでは短い文章を❶

みなさん、こんにちは!イタリア語講師のNoritaliaです。

 

さて、8月に通訳案内士の試験もありましたね。

試験準備で少しお休みされていた生徒さんが再開されました。

 

今日は通訳案内士についてお話しします。

 

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アウトプットでは短い文章を。

こちらの生徒さんは、2年以上前から来てくださっている方。

 

夏に関西でイタリア人観光客への実地アシスタントをされたとご報告がありました(^-^*)/。

 

レッスン内容が大いに役立ちました!という感想もいただきました。

 

さて、レッスンでどういう事をしたかというと?

コラムにいつも書いている事。なにも隠す必要はないんです(^-^*)/。

 

文章を自分で作ってもらい、それをともかくたくさん話してもらったのです。

 

自分で作った文章は、人の文章を丸覚えするよりも、はるかに頭に入るからですo(^-^)o。

 

インターネットから用語を引っ張ってきたとしても、単語を選び、構文を考えるのは自分

 

時間はかかりますが、その小さな努力が、自分の血となり肉となるのです(^_−)−☆。

 

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構文は限定して覚えそれを応用し、単語の量を増やす方がよい。

あれこれと構文を広げずに絞って覚え、そこにたくさんの単語を覚えれば、実践的に使える可能性が出てきます。

 

旅行会話の本を買って旅行に行っても、書いてあるフレーズを全部使うことはなかった

結局いくつかのフレーズと単語の量を増やして覚え、コミュニケーションすることはできた

 

それと同じような感じかな。

 

先日書いた通訳のスキルとして、より難易度の高い文法よりも単語の量を大幅に増やす方が実践的だ、と書いたのはそう言う理由です(^-^*)/。

 

単語を網羅できていれば、和訳はできますし、イタリア語に訳す時は自分の知っている文法を使えばいいのですからo(^-^)o。

 

どちらが良い、優れている、という議論ではなく、求められている技術が違う

 

単語を覚えるのも大変な作業ですし、文法の知識をいつもアップデートしておくのだって努力が必要ですo(^-^)o。

 

実際に話す時において、一級レベルに出てくる遠過去形や先立過去を使う機会はあまりないよ、ということなのです。

 

 

通訳案内士は合格するのが大変

長い文章を想定して話そうとせず、構文の種類は絞って短い文章を作る

使いまわせる構文言い回しはとことん使い回す

 

歴史、地理、日本の習慣などは、共通する表現はたくさんあります。

この生徒さんとは、こんな風に一緒に勉強を進めました(^_−)−☆。

 

この方以上に努力をされた生徒さんを私は知りません。

 

それほど、通訳案内士は合格するのが大変なんです(私もこのレッスンが一番大変。汗)。

 

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東京オリンピックをきっかけに、全国通訳案内士に合格しなくても報酬を得る事ができるようになりました。

 

名称は最初に「全国」がつくか「地域」がつくかの違いだそうです。

 

そこで「通訳案内士って合格しなくっても仕事できるのにね〜」と私は思いません。

 

試験を受けると決め、準備をして、合格に執念を燃やす。

その時点から、もう通訳案内士のキャリアが始まっているのです。

 

たとえ合格前の試験準備中であっても、学ぶ全てのことは、実地で必ず役立つのです。

他人は関係ない。自分に対する納得度・満足度の問題です。

 

次のコラムでは「リスニングは長い文章を聞き取る努力を」について話します!

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

NORITALIA

 

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