木材加工機械を扱う企業に同行通訳してきました。私の住むエミリア・ロマーニャ州の南隣、マルケ州には大きな企業の工場が多く、州境を越えて行く事が多い州でです。
日本で秋に行われる見本市に出品する為の機械。日本仕様に仕上げられた機械を見に日本から来られた方へのアシストでした。画期的な機械だそうで、この機械に幾つもの特許が取られているそうです。午前中は熱気がこもる工場で機械の取り扱い、中身の構造、日本から取り寄せなければいけない交換部品などについてのやり取りが行われました。
お昼は古代ローマ時代の遺跡が残るファーノの歴史地区で頂きました。夏のファーノはアドリア海沿いにやってくる観光客で賑わっていました。暑い日差しも木陰に入ると風が吹いて心地よく、少しの時間リラックス。 午後は現地企業の海外マーケティング責任者がアトランタから戻って来られ、これからの販売にあたって会議室で話し合いが持たれました。いつもはイタリアと日本で英語を使ってのやり取りだそうですが、やはり実際に現地に来て、イタリア語で話し合えた事でスッキリとした部分が多かったという事で、本当に良かったと思いました。
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