みなさん、こんにちは!イタリア語講師のNoritaliaです。
秋季イタリア語検定まで1ヶ月をきりました〜。
シリーズでお伝えしてきましたが、今日は最終回の2次試験。
面接でございます!
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私の経験はこんな感じ
さて、2級と1級には、2次試験がありまして、面接試験になります。
私が受けた時は、まずお題がいくつかある中から一つを選び、その後関連する新聞記事などを渡されたあと、15分後に面接。
そんな感じでした。
2人面接官がいらっしゃったと思います。
自己紹介などから「この話題をどうして選んだんですか。」などの質問に移り、色々話すことになると思います。
2次試験は12月。
あと3ヶ月ありますから、アウトプット力をつけることもできると思います(^_−)−☆。
こちらもオススメ
こうしてみたら?① 構文の語順を叩き込み、口からその順番に言葉を出す
日本語とイタリア語の語順は違います。
ですから、まずは構文の語順を叩き込む。
日頃からたくさんの単語を覚えておく。
そして考えたことをその語順で口から出すのです(^-^*)/。
文章を作ってから、と思ってるといつまで経っても口からイタリア語は出ません。
頭に溜めたらダメです。
口からすぐに出すようにするのです。
すぐにできることではないので、この3ヶ月間、訓練しましょう(^_−)−☆。
こうしてみたら?② 今から3ヶ月。あなたが訓練しなければならないのは、和→伊であって、伊→和ではない。
❶ ネイティブのイタリア語を聞いて、「こんなこと言ってるのかな」と理解できる能力(伊和)。
❷ 頭の中で母国語で感じた意見をイタリア語で表現できる能力(和伊)。
↑
これ、同じイタリア語ですけど、中身、難易度とも全然違いますよね。
あなたが訓練するべきことは❷番(和伊)なわけですよね。
あなたの意見はどうですか、と聞かれたときに答えられるよう、しっかりした構文力をつけておかないと。
2次試験に向けては、和→伊に全力を注ぐのです(^-^*)/。
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最後に私の2次試験対策レッスンの話をしましょう。
たくさんの方がいらっしゃいました。全員合格しています。
それはそれは流暢なイタリア語の方がいらっしゃいました。
流暢ということは、止まらずに話がおできになる、ということ。
もうすでに通訳として日本で働いている方でした。
検定の合格証がほしい、ということでした。
でも、冠詞・前置詞はまちがいだらけで、構文があやふやでした。
全て「話し言葉」でしたので、文章の始まりと終わりがありませんでした(・∀・;)。
彼女は、映画やドラマでセリフを覚えて勉強していました。
レッスンでは、できるだけ自分の言っていることに集中してもらい(文法間違いも気にせず、ベラベラと止まらず話されていた)、意味の切れ目、方向性が変わる箇所では、しっかり文章を終わらせることを心がけてもらいました。
・・・何度も言ってますが、映画やドラマのセリフなど人の文章を丸覚えしても無駄です(^_^;)。
話し言葉ですから(・∀・;)。
人の言葉を繋ぎ合わせると、絶対に文法の間違いが起きますし、それを「気にしない」という悪い癖がつくので、教える立場の私としてはやめてほしい。
どうしても聞きたいのなら、歴史・地理などのドキュメンタリーとか、ニュース、国会中継とかにしてほしい。
これらは書き言葉ですから、そこから構文を参考にしても良いでしょう。
普通にイタリア人とやり取りする時は、くだけた表現や話し方など、より仲良くなれる方法を知っておいてもいいでしょう。
しかし、イタリア語検定の2次試験には、話し言葉の「よく使う言い回し」とか要らんのです。
語彙と構文。
そして言葉を組み立てたら口からすぐ出す。
私ならこうして準備するかな?と思いますよ(^_−)−☆。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
NORITALIA