発音・スピーキング

「ろくひゃくえん」じゃなくて「ろっぴゃくえん」③ 最短距離で自然な発音を学ぼう

いつもコラムを読んでいただき、ありがとうございます。イタリア語講師のNoritaliaです。

今日は、イタリア語の発音を、足し算ではなく引き算で考えるお話で〜す。

 

 

イタリア語の発音で気をつけることは無数にある。イタリア人は気にして話してませんけどね。

Dizione della lingua italiana

これは、Wikipediaのサイト。イタリア語の発音について書かれています。

 

イタリア語なので読むのが大変ですが、とりあえずリンクをクリックしてどれだけスクロールしなければならないか試してみてください。そしてここに 戻ってきてね。

 

・・・ページ、すっごい長いですよね。これだけの発音ルールがあるのです。

 

そして、前回のコラムで書いたように、現地イタリアでは、これらのルールは地域によってとても曖昧です。

 

例えば、BE動詞essereの3人称単数「è」をわざわざ閉口母音で発音しなさい、と教える人はいないと思いますよ。でも閉口母音で発音する地域が実際にあるのですから、日本人が細かい発音ルールにとらわれてしまうのは勿体無いと思うのですよ。

 

 

学ぶ(足し算)ではなく、癖を取る(引き算)が大事

私たち外国人は、膨大な発音ルールを永遠に学び続ける(足し算)よりも、イタリア語の発音の邪魔になっている母国語の発音のクセを取り除く(引き算)ことに時間を使う方が効率的ってこと。

 

イタリア語の発音はとてもクリアでなめらか♪ その音に近づける場合には、例えばアメリカ人なら「R」の発音が母国語の「R」にならないように癖を取る、ということになります。

 

では日本語話者にとって、イタリア語の発音を邪魔している要素はなんだと思います?

 

 

ヒントは喉

私個人の話ですが、日本に帰ると喉が痛くなるんです。

で、イタリアに戻ると喉の痛みがなくなる。なんででしょうね?

 

昨日のコラムに書いたフレーズで一番短いもので試してみましょう。

 

Ma cos'è che hai detto al tuo amico?
さて、きみのともだちになにをいったの?

 

フレーズ全体の音節の数を数えます。

イタリア語→9音節
日本語→16音節

 

喉の声帯が振動する回数が、これだけ違うんです。

 

 

母音を喉で押すのが日本語。無声音の子音が散りばめられているのがイタリア語。

イタリア語は、日本語のように「子音・母音、子音・母音」となっていません。有声子音と無声子音、そして母音が混ざっている。

無声子音の時は、声帯は振動していない・・・。

 

「ろくひゃくえん」より「ろっぴゃくえん」の方が、言いやすくないですか?なんでだと思います?

 

自分の母国語のクセというものは「無意識であるからこそ」取り除くことが難しくて、それが案外イタリア語の発音の邪魔になっているかもよ、ということが少し分かってもらえたでしょうか?

これ以上はレッスンでお話しいたしますね♪

 

理論的ではなく、「実践的に」使えるイタリア語の発音はもっともっとシンプルなはずなのですよ。それを日本語で分かりやすく伝えたい!と思ってレッスンをしています。

 

ここまでお読みくださりありがとうございました (^_^)

NORIITALIA

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