イタリア語文法

【効果的で最短距離の勉強法⑤-1】どのレベルでも〇〇をするべし!

みなさんこんにちは。イタリア語・日本語講師のNoritaliaです。

「より早く効果的にイタリア語を学ぶ」ために、どう勉強すればいいか?私の意見を連続コラムでご紹介しています♪

 

ラストの5回目は、2回に分けてお届けします♪

今日のお題は・・・

「どのレベルでも〇〇をするべし!」です〜。

 

 

どのレベルでも作文をするべし!

例えば、イタリア語検定で言えば3級から作文課題がありますので、4級の合格者は、3級受験から作文トレーニングを始めますよね。

でも私は初級から上級まで、自分に合ったレベルの作文トレーニングをすることをお勧めします♪

 

超初級の方は、まだEssere(BE動詞)を習っていないため、文章が作れないかもしれません。それでも、定冠詞と名詞をくっつけてみるとか、指示代名詞と名詞をくっつけてみるとか。

複数にしてみるとか♪

 

辞書で「りんご」を見つけたら、「一つのりんご」「そのりんご」という風に二つのパーツをつなぎ合わせるところから始めてみましょう。

 

初級でも、動詞を習い始めた人は、文章を3語文から作るのをお勧めします♪

「私はアイスを食べる」←こんなシンプルな文章で構いませんよ〜。

 

 

テキストにある文章を読み、訳す以上の効果があります

文法を勉強し、文章を読むのはインプット。

 

ではテキストに書いてある日本語をイタリア語に訳せばアウトプットでしょうか。それもアウトプットだと思いますし、日本語をイタリア語に訳す問題はとても役に立つと思います。

 

ただ、ゼロから言葉(文章)を作る「アウトプット」の方が、何倍も効果的だと思いますし、しっかり記憶に残っていきます♪

 

 

初級の方は「パーツ作り」、中級以上は「短い文章作り」を習慣に

ピザ、という言葉を取り上げるとしたら、色々な形に作ってみてください。

 

una pizza, la pizza, le pizze, questa pizza, queste pizze, la nostra pizza, le nostre pizze, la pizza italiana...

そして発音してみてください。

 

中級の方は、そこにmangiare(食べる)という動詞をつけて色々な時制・法で言ってみる。「ピザ」を「おいしいピザ」とか「大きいピザ」など言葉を広げてみる。

 

 

文法で何か新しいことを学んだ(インプット)ら、表現(アウトプット)するまでが1サイクル

つまり。私の思うアウトプットは「ゼロからパーツ(文章)を作る」こと。

 

そもそもイタリア語を勉強する目的は、表現したい、コミュニケーションを取りたい、という気持ちがあるからだと思います。どのレベルでもそれを意識して、表現する習慣をつけましょう。

 

次回はラストの回。中級・上級のアウトプットについて少し語りたいと思います〜♪

 

ここまでお読みくださりありがとうございました (^_^)

NORIITALIA

-イタリア語文法