5月も半分を過ぎ、イタリアも夏のような陽気になってきました! さて今日は、タイトルのようにイタリア語のアルファベットに関するお話です。
イタリアで自分の名前を言うシーンと言うのはかなりありますよね。旅行者の方はホテルの予約、何か盗難にあえば警察、病気になれば病院、などそんな時に日本語の名前をいう時、必ず「もう一回言って下さい」などと言われる事が多いと思います。
日本だと、同じノリコさんでも「世紀の紀です」とか「辞典の典です」とか「法律の法です」など、皆さん説明する方法を用意されていると思います。イタリアでも同じ事なんですよね。 イタリア人で「マリオです」なんて言うとすぐに分かってもらえますが、「岩本新次郎です」とか「杉田保奈美です」なんか言うと、「はい?」となりますよね。 それを防ぐ為にあるのが、「アルファベットをイタリアの地名の頭文字で説明する」というやり方です。 自分の名前を言えるようにしておけば、本当に時間を無駄にせずにすみますよ! それでは行ってみます!
アルファベットの説明に使われる地名
A- Ancona
B- Bari
C- Como
D- Domodossola
E- Empoli
F- Firenze
G- Genova
H- Hotel もしくは acca
I- Imola
J- I lunga
K- cappa
L- Livorno
M- Milano
N- Napoli
O- Otranto
P- Palermo
Q- Quadro (絵)
R- Roma
S- Savona
T- Torino
U- Udine
V- Venezia
W- V doppia
X- Iks
Y- Ipsilon
Z- Zara
参考サイト・Alfabeto telefonico italiano
いかがでしょう?イタリア語で普段使わないHは発音記号通りのアッカ、Jはイールンガ、Kはカッパ、Wはヴ・ドッピア、Xはイクス、Yはイプシロンとなります。
さて、上の岩本新次郎さんはどうなると思いますか?
この方は架空の人物です(笑)。 Shinjiro Iwamotoですから、
「Siena, akka, Imola, Napoli, I lunga, Imola, Roma, Otranto. Imola, V doppia, Ancona, Milano, Otranto, Torino e Otranto」
長っ!!!笑。でもこうなっちゃうんです。 何度も聞き返されるのは時間の無駄。かと言ってペンと紙で説明するのからは卒業したい・・・。そんな人にぴったり(←と私は個人的に思っておりますよ)!! これなら一度で済みますよ。自分の名前を説明できるようになれば、ちょっと格好いいかも!どうぞ試してみて下さいね。
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