さて、今年も実用イタリア語検定の時期になってきました。受けようか、どうしようかと思っている人もいると思います。
私も何となく考えていたんですが、ふとネットで調べてみると明日が締め切り。イタリアでは締め切りが日本よりも早いらしいのです。そんな訳で迷う時間もなく申し込みに行ってきました。私がお世話になる試験会場は、ミラノの日本人学校。
ちなみに1級なので、12000円。イタリアでは107ユーロでした。高い!払ってしまったのだから、受けないともったいないですね・・・。過去問題集も売って下さいました。
前回2級を受けた時も、ミラノで受験しました。その時は会場に向かう中、地下鉄の目の前のホームで人身事故があって全線ストップ!大混雑でタクシーの奪い合いの中、遅れて会場に着きました。心を落ち着ける間もなく、係の人に事情を説明して教室に入らせてもらい、あっという間に試験も終わってしまっていました。
2級は大体文法全般、日常会話に問題なし、などが基準なんでしょうが、1級となると「こんなん、知らんかったやろー」という問題作り手の笑みが垣間見えるいやらしーい問題がとても多いです。イタリアのことわざとか、言い回し。そういうのを網羅していないと、小さな点をとりこぼし、最終的に1次不合格となってしまうのです。
この頃の傾向として、あまり1級合格者を増やしたくないそうで、問題はどんどん難しくかつマニアックになっていっているそう・・・。イタリア人の夫を持っていると、普段からイタリア語で会話してるから有利、と思われるかもしれませんが、それはちょっと違うかもしれません。自分で勉強をしっかりやれば、イタリアであろうが日本であろうが受かるものは受かるのです。と思っています。
ちょっとこの頃スカパーの漫画チャンネル(もちろん日本語で)やNHKを見ていましたが、しばらくはイタリアのニュースのみになりそうです。今回が最後かなー。そう思っています。
話は変わりますが、ミラノに行くと色々写真を撮りたくなるのですが、立ち止まって写真を撮ると「観光客かな?」という感じであやしげな人達が寄ってきたり、話しかけて来たりするので、足早に歩いてしまいます。そんな訳で、写真は撮れず。電車の中から撮ってみました。