イタリア語文法

病院で使えるイタリア語のフレーズ

さて、イタリアでは今週からサマータイムが開始!日本との時差は8時間から1時間短くなって、7時間となります。

 

もともと外に出かけてワイワイ過ごす事が大好きなイタリア人は、このサマータイムを待ちわびていた事でしょう。天気のいい日には、アドリア海岸にタオルをもって出かけ、水着を着て日焼けをする女性たちもいます。

 

さて、そんなウキウキサマータイムですが、私はぎっくり腰となり、病院に通う事が多くなってしまいました。そんな理由?かどうかはわかりませんが、病院で使える表現を紹介したいと思います。

 

イタリアに旅行に来られて、体調を崩される方は結構います。私も先日ウルビーノの救急病院で、日本人観光客の方に医療通訳をしたばかり。通訳が来てくれる場合は良いですが、自分でも体調不良を伝えられるようにしておくと良いですね!

 

ちなみにぎっくり腰は「Colpo della strega」と言い、日本語では”魔女の一撃”と言う意味です。面白い表現ですね~。

 

Ho la ~ オ・ラ~(~があります)という表現

Ho la febbre (Alta). オ・ラ・フェッブレ(アルタ)

(高い)熱があります。

Ho la nausea. オ・ラ・ナウゼア

吐き気があります。

Ho i brividi. オ・イ・ブリーヴィディ

悪寒がします。

Ho la tosse. オ・ラ・トッセ

咳が出ます。

Ho la diarrea. オ・ラ・ディアレア

下痢をしています。

Non ho appetito. ノノ アッペティート

食欲がありません。

Ho l'occhio destro gonfio e rosso. オ・ロッキオ・デストロ・ゴンフィオ・エ・ロッソ

右目が赤く腫れています。

Ho un peso allo stomaco. オ・ウン・ペーゾ・アッロ・ストマコ

胃が重いです。

Ho le vertigini. オ・レ・ヴェルティージニ

めまいがします。

 

Mi fa male ~ ミ・ファ・マーレ(~が痛いです)と言う表現

Mi fa male l'orecchio destro(sinistro). ミ・ファ・マーレ・ロレッキオ・デストロ(シニストロ)

右の(左の)耳が痛いです!

Mi fa male l'occhio destro (sinistro). ミ・ファ・マーレ・ロッキオ・デストロ(シニストロ)

右の(左の)目が痛いです。

Mi fa male qui. ミ・ファ・マーレ・クイ

ここが痛いんです。

Mi fa male la testa. ミ・ファ・マーレ・ラ・テスタ

頭痛がします。

 

その他の表現

Sono stato(a) punto(a) da un'ape. ソノ・スタート(女性はスタータ) プント(女性はプンタ)ダ・ウナーペ

蜂に刺されました!

Sono stato(a) investito(a) da un'auto. ソノ・スタート(女性はスタータ) インヴェスティート(女性はインヴェスティータ) ダ・ウナウト

車にはねられました!(こんな事をイタリア語で言う余裕はないかもしれませんが・・・)

Stanotte vomitato diverse volte. スタノッテ・オ・ヴォミタート・ディヴェルセ・ヴォルテ

昨日の夜中に何度か吐きました。

Sono allergico(a) al polline. ソノ・アッレルジコ(女性はアッレルジカ)・アル・ポッリネ

花粉アレルギーです。

Sono incinta di 5 mesi.  ソノ・インチンタ・ディ・チンクエ・メーズィ

妊娠5か月です。

 

薬局にて

イタリアでは、救急病院などに行くと、担当医が処方箋を出してくれます。その処方箋をもって薬局に行くと、薬をもらえるという仕組みになっています。

薬局では、

Queste medicine, per favore. クエステ・メディチーネ・ペル・ファヴォ-レ

薬をお願いします。

と 言えば、薬を出してきてくれます。

 

終わりに

なんだか結局 Mi fa male qui(ここが痛いです)さえ覚えておけば良さそうですが、他の表現もぜひ使ってみて下さい。お医者さんが「お!」という反応をしてくれて、ちょっぴり嬉しくなるかも知れません。

イタリアで病気になると不安なものですが、イタリア人は基本的にとても親切なので、落ち着いて対処すれば、皆助けてくれますよ!

それでは~。

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