みなさん、こんにちは!イタリア語講師のNoritaliaです。
夏の京都は、街中は大変な混雑なので、私達は高雄へ。
世界遺産にもなっている、鳥獣戯画で有名な高山寺へ行ってきました。
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世界遺産に登録された本当の理由と、イタリアとの意外なつながり
京都市右京区、梅ヶ畑にある高山寺。
春、秋、冬とお寺からの庭の景色がとても綺麗なことで有名です。
漫画の起源と言われる「鳥獣戯画」は、平安時代から鎌倉時代に書かれた、動物が擬人化された4巻の絵巻。
恥ずかしながら、私は高山寺が有名なのはこの「鳥獣戯画」のためと思っていたのです。
係の方から説明を聞くと、高山寺開祖である明恵上人が宗から持ち帰ったお茶の種を寺で育て、その茶が宇治に伝わり日本各地へと伝わったと言うことから、世界遺産になったとのこと。
さらに、最後のお茶の席で「娘と孫はイタリアから来てます」と母が要らんことを言ったのですが、この係の方が「このお寺はとてもイタリアとゆかりがあるのです」と話してくれました。
明恵上人と、アッシジの聖フランチェスコは、共に12世紀に生を受け、己の欲を捨てて慎ましやかな生涯を送ったと言うことで、昭和61年に世界で初めて異宗教間の兄弟教会の約束が結ばれたそうです。
アッシジには明恵上人の絵が、高山寺には聖フランチェスコの絵が飾られています。
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京都の涼を求めて山奥のお寺に行きましたが、思いがけないイタリアつながりで嬉しく思いました。
特別拝観で鳥獣戯画のグッズをいっぱいもらった娘も大満足でした。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
NORITALIA