アドリア海の太陽ブログ

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ドミンゴのリゴレット(終わりました)

   

初日が8時半からだったので、次の日も8時半からだろう、と勝手に想像していたので、2幕を逃しました(汗)。
時間や場所を再現してるんだから、と考えれば分かりそうなものですが、午後2時はカーディガンの毛玉取りをしてて、めっちゃ集中してたのでテレビもつけてなかった(笑)。
晩御飯の時にいそいそとテレビをつけたのですが、あらら?テレビガイドの文字放送で確認すると、夜の11時過ぎに3幕・・・。
そりゃそうか・・・。とほほ。
夜はかなり眠かったのですが、夫と一緒にテレビを見続け、夫も頑張って起きててくれたけど、3幕が始まる頃には横でダウン。そんな訳で、テレビの音量も小さくして見たので、迫力に欠けました。
ともう前置きはいいかな。
色々と感想はあるのですが、やはり人の声の鳴りと言うものは生涯変わらないんだなぁ。
日本からメゾソプラノがイタリアに留学に来て、ソプラノに転向した、という話はよく聞きますが、いくらアクートがなくてメゾをやってるとしても、鳴りがソプラノだったら、ソプラノなんですよね。メゾからレッジェーロ、コロラトゥーラになる人だっているくらいなので・・・。
そういう点から言って、ドミンゴはやはりテノールだよなぁと私は思ってしまうのです。出し方は同じでも、声帯がそう鳴ってしまうのだから・・・。
でも存在感や演技力、なんてったってあのカリスマですから、もう納得させられる、という所でしょうねー。
スパラフチーレは、ライモンディだったのですが、なんか昔のトスカでもドミンゴと共演なので、すごいなぁ。バリトンの悪役で、スカルピアも当たり役ですよね。まぁゴッビは外せませんが・・・。しかしこの二人とも、奥歯の方から鳴る「悪役です」と言わんばかりの声が印象的ですよね。
話は飛びますが、ジルダさんは今回ロシア人だったんですね。亡くなっちゃう最後の場面で、カメラアングルが下からだったので、奥歯がはっきり見えて「これって治療の跡とかあったらダメなんでは」と涙する場面でとんでもない事を考えていたのですが、そんな事でキャスティングされてませんよね?
マントヴァ伯爵は、声も外見もホセ・クーラを若くしたようなイケメンさんで、今活躍してます、って感じのテノールでした。皆それぞれの持ち声を生かして歌ってました。
マッダレーナ(←で締めくくるか?)を歌った人もとても良かったです。歌がイマイチだと印象に残らないけれど、すごく上手なら、あの出番と四重唱で主役でなくてもばっちりアピールできますよね。まぁこんな公演なんだから、上手な人を連れて来るに決まってますが・・・。
と普通に感想を書いた後で。
やっぱりドミンゴにはトロヴァトーレやトスカやアイーダのイメージだ!
リゴレットを歌う人は他にも居るじゃないか!!
ドミンゴの道化リゴレットは、個人的には嫌だなぁ。
だってオペラの花形のテノールが、あまりにもキャラクターの違うリゴレットなんだものなぁ。
でもレパートリーの幅として、ここまでの事が出来る人は他に居ないでしょうね・・・。

 - 日記

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Comment

  1. 娑羅 より:

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    レポ、ありがとう!
    マッダレーナって、ニーノ・スルグラーゼだよね?
    私、彼女好きなんだー。
    2年前、シカゴで「エフゲニー・オネーギン」のオリガを歌ってたの。
    かわいいし声も安定しているよね。
    来年の9月に、ボローニャ歌劇場と来日して「カルメン」を歌うんだって。

  2. pugliese より:

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    ★娑羅さま
    遊びに来てくれてありがとう。
    私はドミンゴと言うと、娑羅ライブラリー(笑)のトロヴァトーレが強いイメージなのですが、そう思うと、かなり年取りましたね、ドミンゴも・・・。
    私もメゾなので、どうしてもメゾの役を見てしまいます。カルメンも聴いてみたいですね。

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